そのほか

2014-07-25

アジア・太平洋コーチング学会 第1回大会
 スポーツ指導現場に関わる様々な指導者およびその指導を受ける人々に対して、学術的な見地から支援し貢献することを目的として設立された「アジア・太平洋コーチング学会」の第1回大会が、平成26年7月11日(金)~13日(日)まで、北海道大学を会場に開催されました。当研究所からは吉田清司研究員(法学部教授)と平田大輔研究員(文学部教授)が発表しました。
 吉田研究員は、「A Study on the Total Defense in Volleyball Game ~Relationships of "Service Courses" and "Setting distributions"~」のタイトルで、バレーボールゲームにおけるトータルディフェンスの観点から、サーブコースによってオフェンス側のトス配球がどのように変化するかを定量的に分析し、サーブスキルとリンクしたブロッキングシステム&ディグシステムの構築を提言しました。
 平田研究員は、「Examination of reasons and causes of unforced-error in collegiate women tennis players」のタイトルで、テニスの試合時のアンフォースドエラーとゲームカウント、ショットとの関連における質的研究から、多くが「ポジショニング」「打点の位置」「前方への意識」がエラーの要因となり、「狙い過ぎ」「入れようと思った」といった心理面への影響が多いことを明らかにしました。
 下記は、両研究員が発表の際に用いたポスター(左:吉田研究員、右:平田研究員)です。