研究会

2010-11-12

平成22年度第4回社会体育研究所公開研究会を開催しました
 平成22年11月12日(金)に第4回社会体育研究所研究会を専修大学サテライトキャンパスにて開催致しました。平田大輔研究員による「テニス競技におけるエラーに関する研究」、渡辺英次研究員の「中高齢者におけるスポーツ時のハートレートモニター活用事例」の2つの発表が行われました。
 平田研究員の発表では、テニス競技中のアンフォースドエラーを分析した結果、勝ちゲームと負けゲームにエラーの表面的な違いはなく、問題の所在は「考え判断する」過程で発生している可能性が考えられる。回避するためにはスキルを高め、そのスキルの使い方を学習する必要性を述べた。
 渡辺研究員の発表では、中高齢者主体の公開講座やサークル活動において数種類の心拍計を用いて測定を行い、運動強度の分布を紹介した。あわせて測定者・被験者の使用感と、フィードバック用紙を返却した際の被験者の反応に付いて情報提供がなされた。
 質疑応答ではエラーの定義付けをどうするか、オミッションエラー、コミッションエラー、スリップ、ミステイクの説明、心拍測定をリアルタイムモニタで確認できることで広がるアイデアについて情報交換がなされ、盛会のうちに終了致しました。