研究会

2010-09-25

平成22年度第3回社会体育研究所公開研究会を開催しました
 平成22年9月25日(金)に第3回社会体育研究所研究会を専修大学サテライトキャンパスにて開催致しました。齋藤実研究員による「裸足競技(剣道)における傷害の発生要因とその対策に関する研究」、久木留毅研究員の「日本におけるスポーツの課題 - 第1回ユースオリンピックゲームズ(以下YOG)とスポーツ立国戦略から -」の2つの発表が行われました。
 裸足競技の~発表では、剣道競技と特有の傷害とその予防法についての現状と問題点、その対策の一つとしてテーピング開発の現状報告がなされました。
 日本における~発表では、今年8月にシンガポールにて行われたYOGの現地での体験と今後のオリンピックの方向性が示され、我が国においてはスポーツ立国戦略とスポーツ基本法との関係等の情報提供がなされた。
 質疑応答では裸足競技でのテーピングと見栄えの関係や足袋の使用、競泳においてはテーピング使用の禁止などの諸ルールの存在、YOG参加選手を今後どのような方向性を持って各競技団体は育成するつもりなのか等、それぞれの競技種目の立場から意見交換がなされ、盛会のうちに終了致しました。